2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧
しかし… ほんとうに、自分に向かって書きたいものだ!向かってたって… こんな公開!してるようじゃ、胡散臭い…自分には時間がある。もう公開はやめて、自分だけに向かって、自分だけのために向かって書く! 「社会的」!な問題、事、それだけならおおやけに…
また二泊、パートナーの実家… 二、三年前にマンション住まいになったから実家という実感もないが、そこに行ってきた。 そこで今回気になったのは老いた義父母のことよりも、DVのこと── もちろん義父でなく、週に何日かやはり泊まり掛けで面倒をみてくれるヘ…
(10月28日~)2、3日、関東のほうへ行く用事が。 スマホもパソコンもない生活! ただツレアイのご両親のところに行くだけですが。 電車の中で本を読んだり、人とばかりに接する… 自分にとっては非・日常のような2、3日なのです。 これからのこともちょっと…
「もういいかい」「まぁだだよ」 わたしは遊んでいた。お山の向こうに、けむりが見えて、トンボが飛び交う、あぜ道で。 夕暮れ時、お母さんの呼ぶ声がして、友達と別れて家に帰る。 お父さんも、帰っていた。 手を合わせて、みんなでご飯を食べる。「いのち…
「お前さん、死ぬのが恐いんだろ。そらそうよ、何度も痛い目に遭ってきたんだからなあ! その記憶がなければ、何も考えず、とっとと死ねたのになあ! 要らんことばかり覚えてやがって、肝心なことを忘れちゃいねえかい? なあ、人間なんかになり下がっちまっ…
ホギャア、と生まれた。うるさいと思ったら、わたしの泣く声だった。いっぱいいたはずの仲間はどうしたんだろう。暗い水の中から、光の射す方へ、わたしは浮かんでいた。 眼から、何か流れてきて、頬をつたった。ああ、この水の中に、わたしはいたんだ。 眼…
他にヒトはいなかったから、たぶんわたし、彼女に殺されたのだと思います。苦しかったけれど、ああ、あの娘に殺されるなら、いいや、と思ったような、思わなかったような。 ただ、あ、もう死ぬんだという感じは、覚えています。きっと、前にも死んだことがあ…
アリジゴクという生き物、あれは、後ろ向きにしか歩けない虫だそうですね。 砂の上で円形に後ずさりしながら、口で小石などを、つかんでは放り投げ、つかんでは放り投げして、クレーター状の穴をつくっていく。そして、穴の最底辺に、じっと動かずにいて、通…
長々と書いてきたけれど、結局言いたかったのは、個人個人が幸せたれ、ということに尽きる。 人を好きになることは、何としても素敵なことで、それによって自分自身も知れる。相手のことを思うことで、ベクトルがぐるり回って、自己へ帰ってくる。 結婚して…
34、5の時、求人の正社員募集広告を見て、その会社へ電話した。「失礼ですが、結婚されてますか?」と、確かに、電話の相手が言った。「いえ、してません。」(「してました」とは、言わなかった)「あのー、うちの社長、結婚して家族を養う責任もってる人で…
などと言われたら、あなたはどうするだろうか。どうしたら、「ホントウに」になるのだろうか。
たとえば、今一緒に暮らしているひとと僕は、全く違う。 テレビを見て笑うツボも全く違うし、道を歩いていて気がつく花も全然違う。食べ物の嗜好も音楽の嗜好も、読む本の嗜好も違う。すべてが、全く違っている。 それでも、何かふかい(のか、あさいのか)…
もうずいぶん前のことで、でも忘れられないことがある。 いわゆるセックスをしたら、ぼくはその相手と結婚しなければならない、と考えていた。いわゆるその行為は、人生を揺るがす大きなものだと捉えていた。 当時、早稲田の方に、「社会に適応できない人の…
過日のFMのニュースによると、「恋愛に関心がない」という人が増えているという。その理由として、「雇用や給料の経済面の不安が挙げられる」と報道していた。 また自殺者も、女性に増えている。これも雇用の問題で、経済の不安が原因、あるいは芸能人の自殺…
今も、不倫といえば不倫の関係を続けているということになる。私の一緒に暮らしている人は、カナダの男の人と結婚なさっているからだ。(しかし、不倫! なんと大仰な名称だろう! 倫理にあらずとは、さぞご立派な倫理氏も戸惑っていることだろう) だが、こ…
本でも学問でもないのよ。人を、成長させるのはね、恋愛なの。85歳になった瀬戸内寂聴が、テレビで言う。今年、もう95でしょ。あと5年で100だし…いえ、85、ではないですか。あ、85か、そうだったわねぇ(笑)彼女自身、いささかボケてきているのを、自覚し…
セルジュ・ゲーンズブールの「ジュテーム…」という映画で、主人公は、「一緒にイクこと。それが愛だ。」と言っていた。 一緒にイクこと。これが、愛だというのだ。 それは、様々な意味を含んでいる。 一緒にイクとは、どういうことか? どのような意味であれ…
「恋愛。 好色の念を文化的に言いつくろいしもの。 すなわち、性欲衝動に基づく男女間の激情。 具体的には、一個または数個の異性と一体になろうとあがく特殊な性的煩悶。 色欲の Warming up とでも称すべきか。」 微笑。
「きみ、ひとを愛したことがあるかい?」「あるよ」「どうだったい?」「まず、愛とは何か。この言葉の定義をしないと、空虚な話になる。きみ、愛する人に浮気されたことあるかい?」「あったよ」「怒ったかい?」「怒ったね」「なぜ?」「裏切られた気分に…
「ところで友よ、男と女が一緒に生活するって、大変だろうな」「そらそうよ。まったく異なる者どうしが、同じ場所で生活を共にするんだから! 食器の置き方、洗濯物の干し方ひとつで、殺傷沙汰にさえ発展するさ。それまで、全然違う環境で生きてきたんだし」…
あるお医者さんの奥さんが言っていた、「夫婦生活はね、破れた障子を貼り直し、また破れて、また貼り直し、その繰り返しよ。うちにはね、いつも離婚届が置いてあるの。そのくらいの緊張感がないと(ダメ)、ねぇ(笑)」 まだ結婚したてだったぼくは、うーん…
恋、というのには一途なイメージがある。 愛、というのは、「許す」という感じ。 私の思い込みである。 そう思い込んでいた私に、それはオレひとりではなかった、と都合のいい自信をつかせる、脚本家の大石静のインタビュー記事を読んだ。 自分と同じような…
宗教は、贖罪のための気休め。人心をつかんで離さない、大きな役割を果たす 慈善活動と呼ばれるものの、主体者にも、どこか心の動き、似たような気配がないでもない。日常の些細な罪も、「祈る」こと、「善行」をすることで、気持ちが楽になる?そのときの人…
「ただ一人への愛は、一種の野蛮である。何となれば、それは他のすべての者の犠牲において、行われるゆえに。神への愛も、またしかり。」(ニーチェ「善悪の彼岸」箴言と間奏曲) いけにえや、貢物、人柱などによって、世界を成り立たせてはならない。 ひと…
まさか戦争が起きるなんて、という現うつつ。 東日本大震災のときもそうだった。コロナのときも。 ついこないだまで、まるで考えていなかったようなことが、現実に起こり、その現実の中に生きているという。 大きなことが起こる前には、布石がある── 地震は…
故人の葬儀に参列した人たちは故人がどんな人間であったのか知らず知らない人に手を合わせていたも同然だった形ばかりの葬儀が行われることに、疑問をもっていた喪主は故人がどんな人生を送ったのか・どんな人物であったのか小冊子にして、参列者一人一人に…
あなたがホントにいたのかどうか、わからない。 いや、いた。 そして死と生を、同列に考えよ、と云った。 生ばかりを重んじて、死を軽んじるな、と。 あなたは、戦国時代の狂乱の中で、正も不正もない、まことのものは一つだ、と。 荘子よ、いまも あなたの…
いうことをきかない、あいてを、ころす どうして、そんな、にんげんに、なった どうして、そんな、にんげんが いっこくの、あるじになった にんげんの、ざんこくせい だれにでも、ある、ざんぎゃくせい それを、とぎすまし けんりょくの、どれいになったひと…
── もともと、現実離れしていた、とは言えるね。 そうだねえ…。「教育」みたいなことでも、たぶん多くの人は、「学校の中を」どうにかしようとしてきただろうし、脱学校、なんて考えは、何いってるの? だったろうね。それは今も変わらない。 でも、学校化さ…
相手を変えようとするのではない。自分が変わろうとすること… それが愛だ。 … だから難しいって?