創作と日常と

書いた「作品」らしきもの、また日常のこと、思うこと等々。

生きる

モノが豊かになると…

自分のことしか考えない人間が増えるらしい。

モノが豊かになると… ②

自分のことしか考えない人間が増える傾向があるのは事実として、自分のことに関心をもち、興味をもつのは当たり前のことで、そんなに否定的にとらえてもいない。 建て前でつきあったり、どうでもいいような人間関係に振り回されたりする前に、ハナから、 「…

死後の問題

ここ二、三日、よく考えるようになった。死というものが、より身近に感じられるようになったからだ。 まわりの死ではない。自分自身の死だ。 今まで、特に何も考えていなかった。死ねば終わりだ、それまでだ、としか考えてこなかった。 それが具体的に── 自…

ある世界

自分を大切にできない人間は、人も大切にできない── 自分の、 何を 大切にするか。衣服、居住、立場、すなわち見た目を大切にすることは、自分を大切にすることにならない── 大切にするのは、それらによって悲喜を感じる心情であって、これが自分の本体であ…

【求人募集】

◆資格、年齢・学歴不問◆職種、無為◆雇用主、太陽系第三惑星◆採用者から一言… 何もしない人、大募集です! 人間は今までしすぎました。 結果、これです。 モノをつくる、コトをなす、 こればっかりに囚われて、もう。 わたし、疲れました。◆待遇、給与、交通…

人生は苦しみなのだと

「人生は苦しみなのだ」と心底から思えたら、苦しみもあきらめられて、こんなもんだで済むのかもしれない。 つらいものなんか、この世には存在しない。つらい・苦しいと感じる心が、つらい、苦しいだけなのだ。 楽を、喜びを求めるから、相応の反動を受ける…

波と回転

そこに時間が加わる そこ? 特にどこでもない 加わる? どこでもないから加わりようもない 時間? くり返し? どこに立って、それを見ているのか どこに立っているのか それを見るとき 何を見て どこにいて それを見ているのか それ? 言葉にすれば これ、あ…

その日の遺言

どうも、ありがとうございました。 この一言、誰に向けてか、いや、特に誰かというわけでなく、この世に存在するあらゆるもの、また、この世、あの世、引いては宇宙、万物をつくった何ものか、宇宙を創造した何ものかに、言いたいという話です。 どうも、あ…

「発達障害」について

「希望と絶望の間に」で検索してみれば、ダイヤモンド・オンラインとかいうサイトの【精神科医が教える】「絶望した人」だけが持つ凄いエネルギー、うんたらかんたらという記事が最初に出てくる… たまに私のブログが最初に出てくる… この【精神科医が教える…

生かすもの、殺すもの

気持ち、心によって人が人に殺意を抱き、自分までも殺しかねず、他も自も苦しめる結果になるとするならば、その精神… 心・気持ちとやらを何とかしようじゃないか、というのが私の小さな希望だ。 その希望にしても、他に求めるのでなく、自をどうにかしようと…

不安について

〈私は、自分から不安がなくなったら、不安になって、不安を探しに行くだろう〉 そうだと思う。 不安、これが… まるで生きていること、この、今ここに存在する自分であることを自覚する… 絶対的なものであるからだ。 そいつが絶対的すぎると… その不安に喰い…

立身出世

この世に、ぼく、もう出てきていたよ。自分の足で立って、この身、もう立ててたよ。

雲の上で

「いい人生だったかい?」「ああ、まるで天国みたいだったよ。いっぱい悩むことができた。苦しんだりもできた。素晴らしかったよ」「あんまり、そういうふうに考える人は、いないみたいだねぇ」「ああ、なんでだろうね、天国なんか、あの地上にしかないのに…

生きるってこと

いのちも こころもかたちが ないのにかたちが ないものにかたちを あたえ、あたえられるそれがいきるってことらしいよ

本棚から

「生きるとは?」を突き詰めていった人たちが遺した言葉。 真理を言った人。まず、ブッダが思い浮かぶ。 ブッダ、ソクラテス、荘子、ニーチェ… ふいに、本棚にひっそりといる高野悦子、「二十歳の原点」を手に取る。「独りであること、未熟であること。これ…

すべてが

人生は、苦が9,残りの1が楽、で出来ているようだ。 よろしい。 1にも、満たぬでもよい。 だから、愉しいのだ。 ドストエフスキーがキリーロフに言わせた、「すべてがいい。すべてがいいのです」 その意味が、そのほんとうの意味が、わかる気がする。 素…

「私には、私がいる」

今日、イオンまで歩き、「まほろばキッチン」までも行き、サンドラッグまでも行き… 重い荷物のために半ば疲れながら歩き続けた。 秋の空は面白い。うろこ雲、一直線の雲、ふかふかな雲… 歩いていて、ふと思った。あ、オレには、オレがいる。自分には、自分が…

形にすること

いや、しかしソクラテスのダイモーンに、こんなにハマるとは思わなかった。 一体、何がきっかけだったんだろう。 自分の内へ内へ。 それこそダイモーンがここ・・にあるようだった。いや過去形でなく、今もある。 それは形は見えないが、私の核となるような…

情熱

情熱、情熱。これだけは、失ってしまってはいけない… 失いたくない。 その時その時の、その時ばかりの繰り返しの「生きる」中で。 泣くのも、笑うのも、ぜんぶ、… 熱のあらわれだ。情のあらわれだ。 あさっての方を向こうが、足場に向かおうが、天に向かおう…

私のダイモーン ④

直近では、スマホのことがある。SNSで自分の書いたものをアッピールするという、そういった営業活動(!)が大切です、と何かのサイトにあったからだ。 そうだろうなぁと思う。 でも、私には抵抗がある。スマホを持ってTwitterやらLINEやら、そういうことを…

私のダイモーン ③

それにしても、なぜ私はこのような精神状態になったのだろうか。 特にナンダというわけでもない。ただまったりとして、でもグータラな感じでなく、何かが研ぎ澄まされ、鋭敏になっている。 行動、言動が何か変わった、とは思えない。感性みたいなもの、自分…

私のダイモーン ②

でもこれはほんとに微妙な問題で、「思い込み」という恐ろしい罠の穴に落ちかねない。「こうしたい」と本気で思ったら、ダイモーンの入る余地などないだろう。 それでも、「やめろ」という声が聞こえるということは、よほどソクラテス、ニュートラルな精神の…

私のダイモーン ①

しかし、考えてみるまでもなかったかもしれない。 私の「自我」──「学校に行くべきだ」「行かなきゃいけない」 おとなになってからは、「働かなきゃいけない」「働くべきだ」 これは、頭で「せよ」と命じたものだ。 それを私は拒んだ。 私のダイモーン、私の…

私の中の「正しさ」

正義?「義」、そんなもんは無いな。正しさ、だ。私の中の正しさにしか過ぎないが私には、私の中の「人間」に対する、「こうするべき」というものがあるたぶん、それは自分に対しても強いているソクラテスの「ダイモーン」みたいなものがある「ダイモーン」…

その果てに

「なぜ生きるのがいいとされているのでしょう?」「悲しいからじゃないかな、その人が死ぬのが」 「勝手なものですね、自分だって死ぬのに」「自分にまだその可能性が少ないと思っているから、相手にそれを求めるんだ」 「生きろとか死ぬなとか、周りが言え…

波と回転

そこに時間が加わる そこ? 特にどこでもない 加わる? どこでもないから加わりようもない 時間? くり返し? どこに立って、それを見ているのか どこに立っているのか それを見るとき 何を見て どこにいて それを見ているのか それ? 言葉にすれば これ、あ…

宗教は戦争を引き起こす 信じるということは恐ろしいことだ 必要なのは、信じることじゃない 信じようとすることじゃない 信じられないこと 信じたくないものを 受け容れる勇気だ

椎名さんの言葉から

「人間に死があるように、小説にも死がある。 さらに決定的に言えば、何かのためにどんなに懸命に書こうとも、それは釈迦の掌の上を走り回っている孫悟空のようなものなのだ。 結局は、無意味なのである。 しかし、ここで大切なのは、走り回っている孫悟空の…

関係

まことの敵は自己の内にあるのであって、外の他者にあるのではない。 それを全く顧みず、他へ攻撃を加える人間をぼくは軽蔑する。嘲笑なのだが、親しみを込めて、微笑んでやる。 すると相手はカン違いして、より一層の親しみを込めて、ぼくへ笑いかけてくる…

知足院

近所に、そんな名前の寺院がある。足るを知る。足りていることを知る。生きているだけで、十分であるということ。 どんな大金持ちや、この世で成功者とよばれる人よりも「足るを知る」者が真の賢者であり、生きるということをほんとにやれる、素晴らしい人の…