創作と日常と

書いた「作品」らしきもの、また日常のこと、思うこと等々。

もしかして

 近年、こわいな、と感じることがある。
 チェルノブイリにしても、原発、核の被害、もしかして、考えていたほど、大きなものにはならないんじゃないか? と。
 そう考えた自分が、こわくなった。

 チェルノブイリには樹木が生え、鳥も飛んでいる? 人間が一体どうなっているのか、もう住めることはないと思うが、よく分からない。
 日本の原発事故にしても、ほんとは実際にどうなのか、よく分からない。
 人体、環境に影響が出るのは、もっと先なのかもしれない。でも、どう見ても、いやな感じがする。

 先日、あるYouTubeの演者が「原爆が落ちた時、半径1㎞ にいた人たちは一瞬で蒸発したらしいですね」と言っていた。

 核というものは、ほんとうに恐ろしいと知っているつもりだ。この星にある原発がミサイルで攻撃されたら、人間が住めなくなるだろう。
 でも、局地的なものであったら?
 一つの国の、一基の原発事故によって、地球全体には伝播しない?

 一つの原発がそうなっただけで、地球全体に広がると思っていたが…

 いや、やっぱり繋がるだろう。海、空、空気がある。
 そうだ、繋がる。その国だけの話なんかには、きっとおさまらない。
 対岸の火事、あっちのことはこっちに関係ないなんて、絶対に言えまい。

 いま起きている戦争だって、いつ核兵器が使われたって、おかしくない。
 異国の、離れた場所のことではない。
 ああ、戦争が行われたら、こんどは核が使われなければいい、というまでになってしまう。