創作と日常と

書いた「作品」らしきもの、また日常のこと、思うこと等々。

2024-09-01から1ヶ月間の記事一覧

苦情の手紙

親愛なる恋人さま , お元気ですか? 毎日、貴方のことを想っています。 貴方のことが、頭から離れません。 寝ても覚めても、離れません。 少し、離れて下さい。

加減

とらわれ過ぎないこと。 好きになり過ぎない、思い過ぎない、考え過ぎない。 自分をだいじにしましょう。

ちから

わたしは、あなたのものだよ。ほら、こんなにわたしは無力で、こんなにわたしは安らいでいる。あなたは、わたしに、くれている。 わたしのことを、あなたは知ってる。まるで、ほんとに知ってるみたいに。 理解力の前には、核兵器も原子爆弾も無力だね。

最後のときは

あなたが嬉しいと、わたしも嬉しい。 あなたが元気だと、わたしも元気。 あなたが悲しいと、わたしも悲しい。 あなたが疲れると、わたしも疲れる。 あなたが死んだら? ……

どうしたらいい?

─── 身体だけ、愛して。 ─── ムリだな。 ─── じゃあ、心だけ愛して。 ─── それも無理だよ。

心配性の恋人

親愛なる恋人さま , 今日のデートも、とっても楽しかったです。 あなたはわたしを愛してくれています。 わたしもあなたを愛しています。 わたしたち、とっても幸せですよね? … 今のうちに、別れておいたほうがいいのでしょうか?

恋人の条件

おたがいの、 わがままを、 愛おしみ合うこと。

自分に正直な告白

私、あなたのこと、愛してます。とっても、とっても、愛してます。 でも、これ、私、よくわからない。 愛する、なんて、どういうことなのか私、知らない。 でも私、それを平気で言葉にしてる。 だから私はわからない。 ひどい話だわ。

恋遍路

いろんなひとを、好きになって下さいあなたは 誰のものでもないのです あなたの、みちを、行って下さい別れた ひととの思い出は 忘れないよう 札たててポツンとひとりになった時 ほんのり温かくヨカッタナ、って眺められますよう そこにわたしの札もあります…

ツンデレ上司をきっかけに

「ツンデレなんて、自分がなぜこうなっちまったのかを考えようともせず、相手に八つ当たりするだけの蛮行だよ。サルとちっとも変わらない。 何がそうさせるのか、肝心なところに目を向けようともしないで、流されているだけなのさ。おっと、ごめんよ。…いや…

婚前生活

♪月がいるから 地球 いて 地球 いるから 月がいる あなた いるから わたしいて わたし いるから あなたいる♪ 歌が聞こえる。細長い1DKの賃貸マンション。私の住む部屋の玄関ドアの、すぐ右横が隣人の浴室なのだ。 彼女は少し声を抑え、遠慮気味に囁ささやく…

ひとり

ミーンミンミン、あれっ、だれもいないぞだれもいない… ミーンミンミン。オーシーツクツク、オーシーツクツク、なぜ、ぼくは鳴いているんだろう、だれもいない、だれも…早く生まれすぎた蝉と、遅く生まれすぎた蝉。最初と最後は、いつも同じだ。

書くこと

モノは溢れている。 書くこと… 考えることは、せめてモノ以外でありたい。

はてなブログの使い方

「読書と音楽と創作と。」というタイトルで1つにまとめるか。 それとも3つのブログを持てるのだから、それぞれに「特化」して進めるか。 こんなどうでもいいような、よくないようなことで無い頭を使っている。 「ブログ村」などに登録するとレイアウト画面…

「いいね!が社会を破壊する」

という本があるらしい。 読んだことはないが、大方想像がつく。 もうだいぶ破壊されたろう… 社会、人間、個人、と、大きい流れはどんどんヒトの内部、細部を浸蝕していく。 恐ろしいことだと思う。しかも「みんなが」というバックボーン付きだ。 こういうの…

すべては間接

自己の内に根本的にあるものは、間接にしか表現できない。 考えてみれば、「愛している」という言葉も、間接である。 その相手が、自分の根本的なところにあったとしても、その相手への思いは、とうてい直接には伝えられまい。「抱きしめる」という行為も、…

夜とぎのマドレーヌ

先日、朝日新聞社の「世界名画の旅」を開いてみた。何年か前、古本屋で見つけたもの。その中にラ・トゥールの「夜とぎのマドレーヌ」という作品がある。暗闇の部屋、机上にろうそくが一本。淡い光に照らされて、頬杖をつき、女が一人その光を見つめている。…

アフィリエイトを挫折した理由

ワードプレスで「希望と絶望の間に」というブログをつくったのは去年の年末。 「にほんブログ村」などにも登録、いろんな記事を見たが、結局カネ稼ぎといいねの分け合い、ランキングがいかにアテにならぬものか、しかも皆同じような内容のものばかりで…「な…

キヨシさん?

昨日スーパーへ行く途中、曲がり角を曲がった。よく車の通る道から、路地へ。 すると、「キヨシさん?」と声を掛けられた。自転車に乗っている、40代?位のご婦人。 5、6メートル距離がある。私は路地、彼女はその曲がり角のところ。 振り返って見た。こっ…

食の話、関係の話

一昨日、スーパーで菜の花(食用の)が安かったので買った。味噌汁にも、野菜炒めに混ぜるもよし。 茎と葉っぱ、そしてたくさんの種、蕾か、が茎の先っちょに。 何となくコップに入れて水を与え、台所の窓辺に置いておいたら、なんと翌日一、二輪の小さな花…

「雑談」

雑談。 一体何を書きゃいいんだ、「いい天気ですね」とか? そういうことは日常の話。 書くってのは「ひとりで不特定多数」に向かうことだからなぁ。 自分に向かいながら、自分以外の人に向かう… 矛盾した作業だ。 カテゴリーの住み分けはほんとに困る。 何…

「ありがとうございます」

暑い。 駅前のスーパーへ行く。今夜は蕎麦にしようと思う。ネギがなかったのだ。土日はポイントも二倍つくから、広告の品のマヨネーズやフンドーキンの胡麻ドレッシング、キッコーマンの醤油など、備蓄品も購入する。 レジへ。五、六台あるレジのうち、空い…

種まく人

自分は不幸だと思っている人はまわりにも、不幸の種を撒くのではないかしら。 不幸の連鎖というものが、あるのなら、幸福の連鎖が、もっと、あっていい。 しあわせそうな人を見ると、私は単純に、嬉しくなってしまう。ならば、自分が、しあわせそうになれば…

ひと

生きる、死ぬを繰り返しいのち、回り続けてさ 人間だけが見栄や虚栄心、自分のためだけに気に入らぬ人間を殺傷し続けてさ 果ては核兵器、原子爆弾ヒトという種族そのものを絶えさせようとして 人間だけだよ、こんな蛮行 何が知性だ 何が高等だ 助け合うこと…

紙ヒコーキ空港

九十何才の友達は、いつも朗らかだ。 戦争の時代に生まれ、幼児期を満州で過ごし… 奈良で手作りの日傘職人として生計を立て。 九十年も生きれば、いろんなことがあったろう、それもぜんぶ笑い話にするほど朗らかだ。ほんとに今を生きてる人だと思う。 そんな…

支配されたくない

スマホは持ちたくない。 Xもやりたくない。 これ以上、支配されたくないからだ。 ブログで、また投稿サイトで何か書いているだけ。 これ以上、コンピュータに支配されたくない。 読まれりゃ嬉しいが、そのPR活動はしていない。 そこら辺の気持ちは矛盾して…

秋の気配

早朝の涼しさ。 春と秋がなくなる、という人もあるけれど、秋なんだと思う。 空の青、雲のかたち。 いろんなことがフラッシュバックしてくる。 電車の車窓から見た夏の空、亡くなった人へのお墓参り。 テレビで見ていた高校野球、汗だくになって歩いた道。 …

時の人

この世に僕が生まれてきたのは、この世に生まれてくる時と巡り合ったから、生まれてきたのだ。僕はずっとそう信じている。 だから、「あなたに逢えてほんとうによかった」と言う彼女に、僕はこう言った。「僕と逢ったのではない。君は、僕と出逢う時と巡り合…

ひとの中で

そう、「愛し合えばいいんだ」。フランスの作家・セリーヌがインタビューで答えていた、この一言。ろくでもない奴もいる、とんでもない奴もすばらしい奴も。愛し合やぁいいんだ。ひとり、頭の中でそう反芻しながら商店街を歩く。人間として、とか。そんな形…